進路について考える…の巻 ①クビになる

こんにちは!クリップスのムリンズ由美子です

ショウは今年の3月に特別支援学校を卒業し、4月より、とある就労継続支援B型事業所に通所しておりました

なぜ過去形かと言うと、その事業所を7月末に「クビ」になったからです

クビになったその朝、いつもと変わりなくお迎えが来てくださり、いつもと変わらない笑顔で出て行きました。そんないつもと変わらない1日の始まりだったのですが、帰宅時に、事業所の偉い方がいらしてクビが言い渡されました

朝、「ショウくん、今週も頑張っていますよ」と、スタッフの方と笑顔を交わしたので、その後の展開は全く予想できませんでした。青天の霹靂と言うのは、本当にこのような局面で使うのだろうと思います

もちろんそれは呑気な親である私の言い分で、事業所サイドは、クビにしなくてはならない理由があったのでしょう

 

説明によると、一番の引き金はスタッフの方の頭を叩いてしまったことでした

どんな理由があっても、どんな障がい特性があっても、認知症であっても、高齢者であっても暴力は正当化できません。介護・福祉施設などでの、職員の暴力が悲しいニュースとして報道されますが、利用者から職員に対しての非道な行為があることは否めません

障がいがあること、認知症であること、高齢者であることは、ハラスメントの免罪符ではないのです

ですので、ショウの解雇は正当なものだと思うのですが、突然の解雇はやはり消化不良となりました

途中経過が欲しかったのです。スタッフを叩くと言う事件があったのだが(この愚行は解雇当日の出来事ではなく、過去の出来事でした)、叩くとと言う行為は許されない、再度そのような行為が確認されたら解雇する…のような伝達があったら、もう少しショウに対しても、何がいけないことなのか説明できたと思うのです

ただ、当該事業所に対して公平な観点から書くと、ショウがその日にクビになり、その結果は変わりませんが、一応「猶予期間」を与えてくださり、明日から来ないでくださいと言う対応ではありませんでした。これは、自閉症と言う、習慣を重んじるショウの特性を考えると、助かりました(突然の日常生活の変更を受け入れるのは、精神的に難しいので)

まぁ、そんなことが起こり、私は再びショウの進路について考えることになり、これを一連のトピックとして考えていこうと思っています。

次に続く…